ヴィヴァルディのオペラ「狂気のオルランド」 - コンサート形式

2011年3月26日、バービカンホールにて。

Vivaldi: Orlando Furioso

Ensemble Matheus
Jean-Christophe Spinosi: conductor
Marie-Nicole Lemieux: Orlando
Veronica Cangemi: Angelica
Franziska Gottwald(Jennifer Larmoreの代役): Alcina
Philippe Jaroussky: Ruggiero
Daniela Pini(Romina Bassoの代役): Medoro 
Christian Senn: Astolfo
Kristina Hammarström(Christianne Stotijnの代役): Bradamante 

ヴィヴァルディのオペラを聴くのは「Tito Manlio」「Ottone in Villa」に次いで3度目です。そのほかにも昨年のPromsで今日と同じ管弦楽に、レミューとジャルスキーの出演で何曲かのアリアを聴いていますが、この人たちは仲がいいのか結構共演しているんですね。物語は今回のが過去に聴いたものよりやや複雑で、実際の舞台上演に適したものと思います。

歌手は代役も含めてすべて好調でした。特にマリー=ニコル・レミューは相変わらず元気いっぱいでコンサート形式にもかかわらず舞台を動き回って演技をしながら熱唱。しかし長いオペラでは歌も演技もやや一本調子で、最後の方は少し飽きたかも。

フィリップ・ジャルスキーもいつもの調子で快調に歌いました。第1幕のSol da te, mio dolce amoreはPromsでも聴いた美しい曲ですが、何度聴いてもフルートソロをバックに歌う繊細な表現はすばらしい。

お馴染みになったヴェロニカ・カンジェミも好調で楽しませてもらいましたが、ドレス姿も美しくて一際目立っていましたね。
他の歌手ではバスバリトンのクリスチャン・センの迫力ある歌唱に特に感心しました。

スピノジ指揮のアンサンブル・マテウスを聴くのはこれで3回目ですが、過去2回は短い曲を何曲もやるコンサートでしたので問題なく楽しめたものの、今回のようにオペラ全幕ではちょっと全体の音楽作りが弱い感じで、過去のヴィヴァルディ体験に比べると退屈感は否めませんでした。

Jean-Christophe Spinosi, Marie-Nicole Lemieux & Veronica Cangemi
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Philippe Jaroussky, Veronica Cangemi, Franziska Gottwald & Kristina Hammarström
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Daniela Pini, Philippe Jaroussky & Veronica Cangemi
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Christian Senn & Marie-Nicole Lemieux
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by dognorah | 2011-03-29 23:59 | オペラ
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