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再びヴィルヘルム弦楽四重奏団

2011年3月10日、St Peter's Church at Eaton Squareにて。
教会内部。後方には美しいパイプオルガンもあります。
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Mozart: String Quartet No. 21 in D major (K. 575, "Prussian 1")
Shostakovich: String Quartet No. 11 in F minor (Opus 122)
Mendelssohn: String Quartet No. 6 in F minor (Opus 80)

The Wilhelm Quartet

昨年10月にかなり感銘を受けた団体の演奏会に再び行きました。前回はヴィオラ奏者が男性だったけれど、今回はなぜか女性奏者になって、全員女性の四重奏団です。
演奏は相変わらずすばらしくて大変楽しめました。特に2曲目のショスタコーヴィッチ には本当に参りました。初めて聴く曲ですが、名曲だと思います。卓越した演奏が名曲を名曲として際だたせていました。4人の弾くそれぞれの楽器の音が特に融け合うでもなく自己主張しながらも全体としては深い感銘を与えてくれる演奏で、至福の時でした。
1曲目のモーツァルトも前回の22番と同様に全身で音楽に浸っている感じの愉楽を与えてくれました。彼らの解釈がぴたっと私のツボにはまる感じ。
尤も3曲目のメンデルスゾーンはいまいち理解できない曲で、他の2曲に比べて印象が薄いのですが。
by dognorah | 2011-03-13 10:15 | コンサート | Comments(0)
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