BBC交響楽団の「マーラー交響曲第6番」演奏会

2011年2月2日、バービカンホールにて。

Mozart: Piano Concerto No 16 in D major, K451
Mahler: Symphony No.6 in A minor

BBC Symphony Orchestra
Jiří Belohlávek: conductor
Lars Vogt: piano

ラース・フォークトというドイツ人ピアニストを聴くのは恐らくこれが初めてです。背丈はあまり大きくない人です。西洋人の中ではむしろ小さめの人ですね。カチッとしたクリアな音色を奏でる人で爽やかなモーツァルトでした。

Lars Vogt
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ビエロフラーヴェクは少しずつマーラーを取り上げていっていますが、今回は第6番です。
この曲は2005年にヤンソンス、2007年にサラステ、2008年にハイティンクで聴いていますので実演は今回で4度目です。
第1楽章はテンポが中庸よりやや早めで、低音部のヴォリューム不足もあってスケールが小さい感じでした。しかし第2楽章以降はオケもよく鳴っていましたし、急流と淀みの対比もまあまあで楽しめました。欲を言えば少々乱れてもいいからもう少し吼えまくるような野生さがほしい気がしました。でも全体としてはビエロフラーヴェクの性格を反映した水準の高い演奏ではあったと思います。なお、第2楽章はアンダンテで、第3楽章がスケルツォでした。第4楽章の木槌は2回で、これは今まで聴いたすべての演奏がそうでした。第1楽章と第4楽章のカウベルと鐘は上方から聞こえてきましたが音色、音量とも適度で上手く溶け合っていました。上記過去3回の演奏と比べると、印象的には後塵を拝する感じです。やはりこれくらいの大曲になるとオケの実力が目一杯音に反映されるのでしょう。
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by dognorah | 2011-02-07 06:34 | コンサート
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