ショルとジャルスキーの共演

2010年12月7日、バービカンホールにて。

Andrea Scholl (counter tenor)
Philippe Jaroussky (counter tenor)
Ensemble Artaserse

Henry Purcell
Overture: Bonduca
Hark how the songsters of the grove - Duet
Fairest isle - Philippe Jaroussky
Strike the viol - Andreas Scholl
Hark, hark each tree - Duet

Abdelazer suite (overture + autre pièce + célèbre rondeau )
In vain the am’rous flute - Duet
Now that the sun Philippe Jaroussky
One charming night Andreas Scholl
Sound the trumpet - Duet

Purcell
Overture: Fairy queen
Bid the virtues - Philippe Jaroussky
Either this way - Philippe Jaroussky
Sweeter than roses Andreas Scholl
O solitude - Andreas Scholl

Suite - Fairy Queen
My dearest, my fairest - Duet
Music for a while - Andreas Scholl
O let me weep - Philippe Jaroussky
Now the night - Duet

二人のカウンターテノールがヘンリー・パーセルの作品で共演するコンサートで、元々切符を買っていなかったのですがブログ仲間のbonjourさんやgalahadさんがそれぞれデンマークと東京からいらっしゃるというので急遽集まりに参加することにしたわけです。
ジャルスキーはこれまで何度か聴いていますがショルは初めてでした。ジャルスキーに比べると10cmぐらい上背がある大きな人ですね。今日の伴奏をしたEnsemble Artaserseは2002年にジャルスキーと数人の奏者が協力して作った団体だそうで、中心メンバーに日本人チェンバリストのYoko Nakamuraという人がいます。
二人の声を聞き比べるとジャルスキーは輪郭のはっきりした高めの音域で、ショルは茫洋とした声で音域は低めで、背丈の違いがそのまま音の高さに表れていますね。声質からすると私の好みはジャルスキーです。歌唱ははっきりとわかるぐらいジャルスキーの方が優れていました。特に前半最後のソロで歌ったNow that the sunは声の抑揚といいニュアンスの表現といい心に訴えるものがあり非常に感動しました。ただ、ロンドンの椿姫さんなどブログ仲間たちのコメントによると、今日のショルは風邪か何かのせいで調子が悪いとのことでしたが。
プログラムのパーセルは美しいけれど私にはちょっと地味という印象でヴィヴァルディやヘンデルの方が好ましかったなぁというのが正直なところです。なお、詳しいレポートは旅行中にもかかわらず素早くアップされたbonnjourさんhttp://bonnjour.exblog.jp/15579714/のブログに掲載されていますので是非ご参照ください。

私はカーテンコールの写真でお茶を濁しておきます。
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どっちが先にアンコールを歌うか相談するショルとジャルスキー
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by dognorah | 2010-12-10 22:20 | コンサート
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