バルトリとエルンマン出演の「セメレ」

2010年9月17日、テアター・アン・デア・ヴィーンにて。
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Georg Friedrich Händel: Semele

Musikalische Leitung: William Christie
Inszenierung: Robert Carsen
Les Arts Florissants
Arnold Schoenberg Chor

Semele: Cecilia Bartoli
Jupiter/Apollo: Charles Workman
Cadmus/Somnus: David Pittsinger
Ino: Malena Ernman
Juno: Birgit Remmert
Athamas: Matther Shaw
Iris: Kerstin Avemo

このプロダクションはすでに昨年チューリッヒで見ていますが、マレーナ・エルンマンのファンクラブを運営していらっしゃるレイネさんから号令がかかり、ロンドンの椿姫さんと共にヴィーンに馳せ参じて3人で鑑賞したという次第です。
チューリッヒとはセメレ、ジュピター、ジュノ役が同じですが他は異なります。中でもオケがクリスティ手兵のレゼール・フロリッサンであることとイノ役がマレーナ・エルンマンであることが大きい違いでしょうか。
今回出演した歌手はすべてとても調子がよく、管弦楽もいつもの調子で音楽的にも演劇的にも大いに満足しました。バルトリはほぼ完璧で、終了後お二人が出待ちをすると言うので従いましたがその場にいた彼女のことをよく知っているファンの皆さんの言葉では楽屋口から出てきたバルトリはことのほか上機嫌だということでした。それだけ歌の方も調子がよかったのでしょう。第3幕でベッドから降りたり上ったりする場面で何かに足を取られてばたんと派手に転んでいましたがたいしたことはなかったようでそのあとも平気で歌っていました。
エルンマンの女性姿は背の高さもあってかっこよく、美人度大です。歌もよかったのでもっと歌唱が長ければなぁと思いました。
ワークマンは昨年とほぼ同じ調子で好演していました。
Cadmus役を歌ったピッチンガーは美しい低音でとても素敵でした。

Theater an der Wienは今回が初めての経験ですが、中に入ってみてその小さいスペースにちょっと驚きました。チューリッヒの1100席より更に小さい1000席だそうです。一番遠いところでも舞台は近そうですが、チューリッヒ同様2階や3階では前に座る人が邪魔で見難いようです。ギャラリーに座るなら最前列がいいでしょう。私は2階のサイドギャラリーに座ったのですが前列の人が見切れ部分を少なくするために身を乗り出すので彼らの頭が少し邪魔でした。音響はいいと思いました。今回の切符はレイネさんに取っていただいたのですが争奪戦は熾烈だったようです。いい公演をこのアットホームな雰囲気でまた楽しみたいと思いましたので再び来るかもです。

上に述べたように公演終了後は劇場入り口の真裏にある楽屋口に駆けつけて歌手の出待ちをしました。20人ぐらいの方が待っていましたがほとんどはバルトリ目当てでした。私はクリスティ、エルンマン、バルトリのサインをもらいましたが、あとのお二人に頼まれて彼らのスリーショットを撮ってあげました。歌手の方々は快く何枚も写真を撮らせてくれましたね。その写真はお二人のブログをご覧ください。

以下はカーテンコールの写真です(クリックで拡大します)。

Cecilia Bartoli
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Cecilia Bartoli & Charles Workman
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Malena Ernman
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Kerstin Avemo, David Pittsinger and Birgit Remmert
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William Christie
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by dognorah | 2010-09-22 21:42 | オペラ
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