BBC交響楽団演奏会(Prom54)

2010年8月26日、RAHにて。

* Mark-Anthony Turnage: Hammered Out
(BBC co-commission with LA Philharmonic: world premiere) (c15 mins)
* Barber: Violin Concerto (25 mins)
* Sibelius: Symphony No. 2 in D major (40 mins)

* Gil Shaham: violin
* BBC Symphony Orchestra
* David Robertson: conductor

来年2月にROHで新作オペラ「Anna Nicole」が世界初演されることになっているマーク=アンソニー・ターネイジのBBC委嘱作品が1曲目に演奏されました。
金管と打楽器を多用した押し出しの強い音楽で、メロディはややジャズ的な印象です。終始陽気で楽しめる音楽ではありましたが感動的とかさすがと唸るほどの音楽でもありません。

バーバーのヴァイオリン協奏曲は多分初めて聴いたんじゃないかと思いますが、時にはティンパニーと共に激情的なパッセージもあるものの全体的には控えめな美しさに満ちた作品で、心が洗われるような印象です。ギル・シャハムのヴァイオリンはほとんど自己主張しないでオケと一体となるような印象ですが美しく明るい音色がこの曲にふさわしい感じです。大変楽しめました。常にニコニコしながらオケや指揮者と接する態度にはとても親しみを覚えます。アンコールはバッハのパルティータ第3番からガボットでした。
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最後のプログラムはシベリウスのポピュラー名曲、まずまずの演奏でした。特に第4楽章の盛り上げ方は凄くて大いに高揚感を覚えたものでした。デイヴィッド・ロバートソンという指揮者は普段TVでよく見る指揮者で、何が得意なのかはよく知りませんが何を振っても水準以上の音楽を作る人という印象があります。今日もすべてそういう感じで、楽しめました。
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by dognorah | 2010-08-31 00:53 | コンサート
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