ロッテルダム・フィル演奏会(Prom 48)

2010年8月21日、RAHにて。

Wagner: Tannhäuser - Overture
Mahler: Rückert-Lieder
Beethoven: Symphony No.3 in E flat major "Eroica"

Simon Keenlyside, baritone
Rotterdam Philharmonic Orchestra
Yannick Nézet-Séguin, conductor

ヤニック・ネゼ=セガンという指揮者を聴くのは初めてでした。細かく指揮をする印象で彼の手の動きにオケは反応よく鳴っていました。弦は対抗配置。
ただ、このオケは音がやや薄っぺらの印象でしたが、これは大ホールのサイドで聴いたせいかとも思えます。以前バービカンで聴いた時はそんな薄っぺらという感じではなかったので。
最初の曲はその薄っぺらな音のせいもあってあまりヴァーグナーらしくなく、楽しめませんでした。
しかし2曲目のマーラーは木管が実にしっとりと鳴ってすばらしい演奏でした。何よりもキンリーサイドの歌唱が情感がこもっていて聴き応えがあり、心から楽しめました。彼は楽譜を見ながら歌っていましたがあまりそういうシーンは知らないのでちょっと意外でした。

Simon Keenlyside、右手前の後姿は指揮のネゼ=セガン
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最後の曲ではオケの薄っぺらさもあまり感じることがなく名曲を楽しめました。特に第2楽章は大変充実した演奏でした。全体を通してベートーヴェンの偉大さを感じさせる演奏です。
拍手喝采に応えてラヴェルのマザーグースの中からFairy Gardenがアンコールとして演奏されました。
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by dognorah | 2010-08-25 01:57 | コンサート
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