ボリショイオペラ「エフゲニー・オネーギン」

2010年8月11日、ROHにて。
ボリショイのロンドン公演はバレーを6種類も持ってきたのにオペラは一つしか持って来ませんでした。なので私にとって今回最後のボリショイ公演です。

Eugene Onegin: Lyrical Scenes in Three Acts and Seven Scenes
Composer: Pyotr Il'yich Tchaikovsky
Libretto: Pyotr Il'yich Tchaikovsky and Konstantin Shilovsky after Alexander Pushkin's novel

Director: Dmitri Tcherniakov
Conductor: Dmitri Jurowski
Orchestra of the Bolshoi Theatre
Chorus of the Bolshoi Opera

Madame Larina: Makvala Kasrashvili
Nurse: Nina Romanova
Tatiana: Tatiana Monogarova
Olga: Margarita Mamsirova
Eugene Onegin: Mariusz Kwiecien
Lensky: Alexey Dolgov
Prince Gremin: Anatoli Kotscherga
Zaretsky: Valery Gilmanov

タイトルロールのクヴィーチェンは最近「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵をROHで好演しましたが、今日も大変立派な歌唱ですばらしかった。柔軟性の感じられる声は全く無理がなく、終始気持ちよく聴けました。
相手役のタチアナを歌ったモノガロワは2008年7月にミュンヘンで同役で聴いたことがあり、そのあとも9月10月2009年2月と他の役で聴いているので馴染みの歌手ですが声が私の好みじゃないことは今回も変わりません。
レンスキー役のドルゴフはバリトン的テノールであまり面白くありません。もう少し声のいい人を選んでほしかった。決闘前のアリアも貧弱で感動とは程遠いもの。
オルガを歌ったマムシロワはとてもいいメゾソプラノです。ラリーナ役とナース役もなかなかいい歌手たちです。
グレミンを歌ったコチェルガは声があまり魅力的ではなく、ちょっとがっかり。
オケは美しい響きで文句なし。いい指揮者でした。
演出はちょっとひどい。1幕から3幕まですべて部屋の中のテーブルの周りで演技されるのってどういうこと?部屋の内装はよく出来ているものの、これじゃコンサート形式でもいいでしょう。衣装はまあまあでしたが。
ということでオペラの水準としては歌手も演出もROHの比ではありませんでした。

カーテンコールの写真
Eugene Onegin: Mariusz Kwiecien
c0057725_9191074.jpg

c0057725_9194242.jpg


Tatiana: Tatiana Monogarova
c0057725_9204029.jpg

c0057725_9211172.jpg


Lensky: Alexey Dolgov
c0057725_9222148.jpg


Olga: Margarita Mamsirova
c0057725_923277.jpg


Prince Gremin: Anatoli Kotscherga
c0057725_9241671.jpg


Conductor: Dmitri Jurowski
c0057725_9364243.jpg


Director: Dmitri Tcherniakov
c0057725_9374175.jpg

[PR]
by dognorah | 2010-08-13 09:41 | オペラ
<< ロッテルダム・フィル演奏会(P... ボリショイバレー「ドン・キホーテ」 >>