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指揮者マッケラス逝去

先ほどラジオのニュースでSir Charles Mackerrasが亡くなったことを知りました。84歳。
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment+arts-10646000
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オペラやコンサートで数多くの名演に接して来た人だけにとても残念です。今月もPromsで2回公演を行うはずでした。
私にとって最も最近の指揮姿は昨年12月のヴァーグナー・コンサートでした。上の写真はその時のものです。 オペラでは昨年10月のENOにおける「ねじの回転」でした。

ご冥福をお祈りします。
by dognorah | 2010-07-15 21:46 | 悲しい出来事 | Comments(8)
Commented by かんとく at 2010-07-16 06:06 x
ショックです。私は、1回ROHで『利口な雌狐の物語』を聴いただけですが、本当に素晴らしかったです。だから、PromsのチケットもMackerrasさんねらいで買ったばかりだったのに・・・。御冥福をお祈りいたします。合掌。
Commented by dognorah at 2010-07-16 09:30
彼はヤナーチェクが得意だったんですよね。私は彼が2007年にROHで振った「カーチャ・カバノーヴァ」で凄さを体験しました。本当に惜しいです。
Commented by 守屋 at 2010-07-16 15:00 x
おはようございます。80歳を過ぎてしばらくしてから、加齢ではないような理由でがくっと痩せ始めたなと思っていました。それでも、ずっと活動していたので、今回の逝去のニュースには驚きました。

 昨年来、ピナ・バウシュ、ラングリッジ等が相次いで癌で亡くなっているので、アート関係者の健康管理がどうなっているのかとても心配です。
Commented by dognorah at 2010-07-16 20:05 x
守屋さん、死因はやはり癌でしたか。こういう高齢でも癌にかかるんですね。改めて困難な病気ということを認識しました。
Commented by Sardanapalus at 2010-07-17 00:40 x
今日の夕刊に訃報が載っていました。80歳すぎても元気なおじいちゃんというイメージだったのでショックです…。今年のPromsもマッケラスの放送は絶対に聴こうと思っていたところだったのに。結局、2008年のROH「ドン・ジョヴァンニ」公演が彼の指揮を堪能した最後となってしまいました。私はタイミングが合わず、評価の高い彼のヤナーチェクを聴くことはできませんでしたが、予備知識なしで聴いたドボルザークの素晴らしさは一生忘れないと思います。R.I.P.
Commented by dognorah at 2010-07-18 09:01 x
Sardanapalusさんは彼の指揮が好きだと以前仰ってましたよね。2008年以降聴いていらっしゃらなかったのは残念ですね。
Commented by amao at 2010-07-20 23:50 x
初めての海外旅行、ウィーンで「マクベス」を観た時の指揮がマッケラスだったので、十数年後のロンドンで最初に彼を見たときには「ああ、またヨーロッパに来ることが出来たんだ」と感慨深いものがありました。因みにロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで、学生公演の「利口な女狐~」のチケットを買いに出かけたら、「売り切れだけど、今日はゲネプロだからタダで見ていいよ」と嬉しい対応。入ってみると彼はは最前列でその日の指揮者と何か会話をしているところでした。本番はマッケラスとこの人が交代で指揮だった筈。(検索したらマッケラスは去年は「セメレ」をこのRAMで指揮しているのですね) ROHでの「バラの騎士」やENOでの「マクロプロス事件」など、マッケラスがいたロンドンの音楽シーンを数年間体験できたことは本当に幸せな事でした、遠い日本から氏のご冥福をお祈りいたします。
Commented by dognorah at 2010-07-21 08:05 x
amaoさんもマッケラスの思い出を色々お持ちなんですね。ひとつの時代が終わったという感想を強くお持ちじゃないでしょうか。
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