エネスコ協会定例コンサート

2010年2月4日、ルーマニア文化協会にて。

Enescu Society Concert Season 2010-2011
At Romanian Cultural Institute

R. Schumann: Sonata in D minor
M. Ravel: Sonata in G major
M. Ravel: Tzigane
G. Enescu: Impressions d'Enfance Op 20
F. Schubert: Fantaisie in C D934

Violin: Philippe Graffin
Piano: Claire Désert

Philippe Graffin
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Claire Désert
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今日の演奏者は何故か共にフランス人でルーマニアとはあまり縁がなさそうな気がします。
それはともかく、演奏は凄いとしか言えないような迫力で圧倒されました。最初のシューマンのヴァイオリンソナタこそ割とおとなしめの演奏でしたが、その後のラヴェルは2曲とも入魂の熱演で、さすがフランス人と唸らせるもの。テクニックも目を見張るもので、間近で見ていてわかることですが弓の先端を信じられない細かさで動かして奏でられるトレモロには感心します。チガーヌも迫力ある演奏で、この曲でこんなに感銘を受けたのは初めてです。
インターヴァル後に演奏されたエネスコは題名つきの10曲の小品から構成される作品ですが、音による情景描写が面白い曲です。大変楽しめます。
最後の曲はピアノとヴァイオリンのための作品と記されたものですが、シューベルトがこんな作品を作曲していたとは初めて知りました。大変聴きごたえのある曲で、なんでもっとポピュラーにならないんだろうと思ったほどです。

ヴァイオリニストのPhilippe Graffinは1964年生まれの中堅どころ。Wikiにも掲載されているほどの実績がある人です。

ピアニストのClaire Désertは彼とほほ同年代の方で、伴奏はヴァイオリンとぴったり息の合った完璧なものでした。

年に何回か開催されるここのコンサートはいつも凄い演奏者を揃えてレヴェルの高い音楽を聞かせてくれるので極力聴きに来たいのですがあまり先のスケジュールが発表されないので他の用事と重なることも多く残念な思いをすることがよくあります。
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by dognorah | 2010-02-09 00:24 | コンサート
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