ベートーヴェンのV協 – 望外の名演

2010年2月3日、St George’s Hanover Squareにて。

Beethoven Violin Concerto in D, Op.61
Beethoven Symphony no.5 in C minor, Op.67

Thomas Gould: Violin
Achim Holub: Conductor
Orpheus Sinfonia

Orpheus SinfoniaというのはOrpheus FoundationというFund Raising 団体によって維持されているオーケストラで、メンバーは音楽学校卒業したての若い人達という印象ですが、技術的にはとても上手です。何度かこれまで聴いてきましたがいつも楽しませてくれます。

今日の独奏者は20代半ばと思われる若手ですが、非常にうまくてわくわくするような音楽を聴かせてくれました。丁寧な演奏で美しく、スケール感も満足すべきものでのびのびと演奏。カデンツァは以前クリスチャン・テツラフの演奏で聴いたことがあるもので、久しぶりです。http://dognorah.exblog.jp/4348033/このカデンツァはベートーヴェンがこの曲をピアノ用に編曲したときに作ったものをテツラフがヴァイオリン用に編曲したものですが、どういうルートからかこの独奏者が入手したものと思われます。CDなどでクライスラーのものを聴き慣れている人はびっくりしたことでしょう。指揮者はドイツ人で恐らく30代後半と思われます。序奏はテンポがえらく遅い印象でしたが独奏が入る頃からやや早くなり、その後は独奏ヴァイオリンとぴったり会うテンポを維持。

後半の第5番は、第1楽章を少し急ぎ過ぎた感があり、あまり楽しめませんでしたが第2楽章以降は少しずつテンポもゆっくり目になって、第4楽章では大いに盛り上がりました。
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by dognorah | 2010-02-08 23:12 | コンサート
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