エネスコ協会の定例コンサート

2009年10月1日、ルーマニア文化会館にて。

出演
Gil Sharon (violin/viola)
Adriana Winkler (violin)
Catalin Ilea (cello)
Michael Avramovich (piano)

プログラム
Beethoven: Trio No.5 in D major, op.70-1 “Ghost”
Bruch: from Eight Pieces op.83, No.3 and No.5
Enescu: Trio in A minor
Brahms: Piano Quartet in C minor, op.60

100人程度の聴衆で満員になる部屋でのコンサートは本当の室内楽で、弦楽器の一つ一つが朗々と鳴り響き、その音圧だけで感激してしまいます。各奏者の弾きっぷりがまた奔放で、それでいてちゃんと調和している演奏は迫力もあり心から音楽を楽しめます。聴いていてその贅沢で充実したひとときに、ちょっと大げさかも知れませんが、生きている喜びが沸々と湧き上がってきます。
上記プログラムでは最初の「幽霊トリオ」に最も感動しました。特に第2楽章のすばらしさは得も言われぬものがあります。ブラームスは最初の2楽章がちょっと不協和音が目立ちすぎて居心地が悪いものの後の2楽章は楽しめました。ブルッフのはエレジーを思わせる美しい旋律で大いに楽しめます。エネスコの曲は、コンサート前の解説によると滅多に演奏されない作品でひょっとしたらこれがイギリス初演かも知れないとのことでした。しかしなぜ演奏機会が少ないのか不思議なくらい古典的でまともな曲で、もう一度聴きたいと思ったくらいです。
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by dognorah | 2009-10-04 01:51 | コンサート
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