ユーロフスキー指揮マーラー交響曲第2番演奏会

2009年9月26日、RFHにて。

いよいよ今シーズンのオーケストラコンサートもROHに続いて次々と幕開けです。今年の各オーケストラの幕開けを音楽監督またはプリンシパル指揮者が本拠地で指揮するものと捉えて列挙しますと、

ゲルギエフ指揮ロンドン響:ドビュッシーなどフランス音楽 9月20日
ユーロフスキー指揮ロンドン・フィル:マーラー2番 9月25日
サローネン指揮フィルハーモニア:ストラヴィンスキー「火の鳥全曲」他 10月1日
ビエロフラーヴェク指揮BBC響:マルティヌー他 10月3日
デュトワ指揮ロイヤル・フィル:ルネ・フレミングのオペラアリア集他 11月3日

となります。RPOが遅いのは9月から10月にかけて日本と欧州に遠征するためです。
以上挙げた中で私が行くのは1日遅れのLPOに加えてBBCとRPOです。他はいまいちプログラミングに興味が湧かず行く気になれなかったのです。

LPOは昨日が幕開けだったのですが、今日の方がマーラーに加えてクルターグも聴けるのでこっちにしました。

Kurtág: Stele op.33
Mahler: Symphony No. 2 (Resurrection)

Vladimir Jurowski: conductor
Adriana Kucerova: soprano
Christianne Stotijn: mezzo soprano
London Philharmonic Choir
London Philharmonic Orchestra

1曲目のクルターグは大編成の管弦楽で、舞台は一杯。ピアノやチェレスタまであります。曲の始まりはまるでベートーヴェンの「レオノーレ序曲第3番」のよう。その後木管や金管など各種楽器に受け継がれていきますが、大編成の割には大音量になることはなく、各楽器の持ち味を大事にしたような印象です。演奏時間は10分ぐらいですが、まあ楽しめます。

2曲目のマーラーは実演を聴くのはこれで4回目です。最初は2005年10月のキャプラン指揮RPO、次いで2006年9月のハイティンク指揮BBC響、3回目は2007年3月のMTT指揮LSOでした。
今日の演奏はというと、やはり何といってもよく書けている第5楽章が圧巻で感動しました。独唱も合唱もすばらしいです。特に男声合唱のハーモニーの凄さには感嘆しました。それまでの楽章も悪くはないのですが、大音響で吼える割には中身が空疎な印象を受けます。オケはとても良く鳴っていたので指揮の問題でしょう。従って、全体としての出来はMTT指揮LSOには及ばない印象です。

写真は独唱のChristianne StotijnとAdriana Kucerovaです。ストテインはハイティンク指揮の時もこれを歌っていましたし、昨年はマーラーの大地の歌でも聴きました。クチェロヴァは先月「フィデリオ」のマルツェリーネ役で聴いたばかりです。
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by dognorah | 2009-09-28 09:23 | コンサート
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