Nicolas Costaninouピアノリサイタル

2009年7月22日、ウイグモアホールにて。

ドビュッシー:プレリュード第1巻
モーツァルト:ソナタ第13番変ロ長調、K333
ショパン:幻想曲、Op.49

キプロスのピアニストで、見たところ40歳ぐらいかと思ったが現在RCMでドクターコースにいるということからもっと若いのかも知れない。

最初の曲は何か具合が悪かったのか前半は、エーッ?と思うぐらいの出来の悪さで、ウイグモアでもこんな演奏をする人がいるんだと思ったが、後半は調子が上がってドビュッシーの音楽として楽しめるまでに回復した。
しかしインターヴァル後はまるで別人のような演奏を聴かせてくれた。最初のモーツァルトは活き活きとした表現がすばらしく楽しくて楽しくて仕方がないという喜びが大いに感じられるもの。音もまろやかにつぶらだって心地よい。これは秀演。
次のショパンもこの曲の題名らしい幻想的な世界を美しい音で表現してこれもとても楽しめる演奏だった。
一体最初の状態はどうしたのだろう。ウイグモアで演奏するのは初めてじゃないし、既に欧米で広く演奏活動をしているという人があんなに硬くなるなんて。ドビュッシーは好きな作曲家のようで、アンコールでも「亜麻色の髪の乙女」を再演していたくらい。
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by dognorah | 2009-07-24 00:06 | コンサート
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