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中村恵理ソプラノリサイタル

2009年3月30日、Linbury Studioにて。
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ROHの研修生としては年に何回かランチタイムにリサイタルをやることになっていますが、今日は昨年秋のオペラアリアと歌曲に次いで3回目です。先日のI Capleti e I Montecchiの主役出演が大好評だったことを受け、会場は160名収容の小さなスペース、Crush Roomから420名収容のちゃんとした劇場に変更になったようです。

Eri Nakamura: soprano
David Gowland: piano

プログラム
Hugo Wolf
・Auch kleine Dinge
・Lebe wohl
・Er ist’s
Franz Schubert
・Ganymed
・Gretchen am Spinnrade
Yoshinao Nakata
・Cherry blossom lane
Kosaku Yamada
・Amaryllises
Claude Debussy
・Apparition
・Pierrot
Richard Strauss
・Cäcilie
・Allerseelen
・Frühlingsfeier

今回も期待を裏切らない立派な歌唱で、音程も正確で安定したものでした。一曲一曲開始前に暫し黙考して気持ちをその曲に合わせるプロセスを踏んでいましたが見事な感情のコントロール振りです。ドイツものが多いプログラムなので得意なのでしょう。フランスものをもっとしっかり訓練しましょうという意図なのか7月には研修生だけでやる舞台で彼女はマノン第3幕の抜粋をやることになっています。
by dognorah | 2009-04-01 10:17 | コンサート | Comments(4)
Commented by レイネ at 2009-04-01 17:24 x
中村恵理さん、今回の「ダイドー」には、第一の魔女役(イメージ的には??ですが)で出演しますね。明後日、いよいよで、楽しみ。
明日は、「カプレッティとモンテッキ」でdognorahさんともお会いできますね。G20サミットとその抗議デモで騒然としていそうなロンドン、タイミングはよくないわ。。。
Commented by dognorah at 2009-04-01 19:58
レイネさん、はい2日にお会いしましょう。ダイドーは初日を見ました。まだ記事を書いていませんが。
Commented by Sardanapalus at 2009-04-01 20:06 x
中村さん、ドレスも素敵ですね♪それにしても、プログラムを見て思わず「おお~」と声が出てしまいました。ドイツ歌曲の名曲が揃っていて、これが無料とは、ロンドンが羨ましいです。でも、今週はサミットで大騒ぎですね。変なことに巻き込まれないようにご注意ください。
Commented by dognorah at 2009-04-01 21:34
Sardanapalusさん、このドレスだと余計に彼女の細さが分かります。しかしその細い体で耳がびんびんするくらいの大声量で歌うんですよね。
サミットねぇ、なんでロンドンなんかでやるんでしょうね。出席国が多すぎて田舎じゃ無理なのかしら。
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