パッパーノ指揮「ヴェルディのレクイエム」

2009年3月13日、ROHにて。

出演
ソプラノ:Micaela Carosi(Barbara Frittoliの代役)
メゾソプラノ:Olga Borodina
テノール:Piotr Beczala
バス:Ildar Abdrazakov
合唱:The Royal Opera Chorus
管弦楽:The Orchestra of the Royal Opera House
指揮:Antonio Pappano

パッパーノ入魂の演奏でした。もっといい音をこのオケから引き出す指揮者はいますが、今日はパッパーノの指揮下ではベストの音でした。トランペットの一部をバルコニーボックス席に配置した効果もなかなかのものです。ムーティユーロフスキーのようにダイナミックな効果を強調するものではなく旋律を美しく歌わせるスタイルでした。それはそれで魅力的です。
ソリストも全て立派な歌唱で、特にバスのアブドラザコフの柔らかい魅力的な声と繊細なニュアンス表現が印象的です。ソプラノのミカエラ・カローシはフリットリ似のとてもいい声ですが、弱音部で掠れる傾向にありフリットリだったらなぁと思わせる点がなきにしもあらず。テノールのベチャラは眼鏡をかけて登場したので一瞬誰だろうと思っちゃいました。ボロディナと共に文句のない歌唱でした。
合唱もアンサンブルがよくて肌理の細かい表現がとても楽しめました。
下の写真はパッパーノとカローシ。
Antonio Pappano and Micaela Carosi
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次は4人の独唱者です。
Micaela Carosi, Olga Borodina, Piotr Beczala and Ildar Abdrazakov
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by dognorah | 2009-03-15 01:34 | コンサート
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