シェーンベルク「グレの歌」

2009年2月28日、RFHにて。

Shoenberg: Gurrelieder

Conductor: Esa-Pekka Salonen
Philharmonia Orchestra
City of Birmingham Symphony Chorus
Philharmonia Voices

Waldemar: Stig Andersen (tenor)
Tove: Soile Isokoski (soprano)
Bauer: Ralf Lukas (bass-baritone)
Klaus-Narr: Andreas Conrad (tenor)
Waldtaube: Monica Groop (mezzo-soprano)
Sprecher: Barbara Sukowa (actress)

随分人気のある公演で、会場は90%を遙かに超える入りでした。私は初めて聴く曲です。
サローネンの指揮は久し振りに聴きましたが、気合いが入っていてフィルハーモニア管はすばらしい音色で音量も凄い。作品は2部構成で、合唱は後半のみ出演です。また二人の女声歌手は前半のみの出演。私はやたら音の大きい後半よりも前半で音楽を楽しめました。
序奏部はあまりさえない音楽ですが、歌手が入る頃から面白くなりました。

主役と言えるヴァルデマール役を歌ったオランダのテノール、スティグ・アンダーセンはあちこちでヴァーグナーのオペラに出演している人のようですが、私は初めて聴きました。オケの音にかき消されることが多いもののまあ普通によかったと思います。
イソコスキーは期待通りと言える美しい歌唱で、声質のせいか大音量のオケにも拘わらずテノールよりもよく声が通ります。
しかしより印象的だったのはフィンランド人メゾソプラノのモニカ・グループで、オケなんかに負けるもんかというような大きな声量で歌い上げていました。この人は以前サリアホのオペラ「Adriana Mater」で聴いていますがそのときも好印象でした。バーバラ・スコヴァはヴェテラン女優らしく声のよく通るすばらしい発声でした。

最初の写真はStig Andersenと指揮のEsa-Pekka Salonen。サローネンはまるで私のカメラを見ているみたい。
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次は女性陣で、左からMonica Groop、Soile Isokoski、ドイツの女優Barbara Sukowaです。
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by dognorah | 2009-03-02 01:10 | コンサート
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