ハイドンのオラトリオ「トビアの帰還」

2009年02月10日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールにて。

Joseph Haydn:Il ritorno di Tobia

Sir Roger Norrington
Orchestra of the Age of Enlightenment
Joyful Company of Singers Choir
Lucy Crowe:Sara (soprano)
Rachel Nicholls:Raphaelle (soprano)
Ann Hallenberg: Anna (mezzo-soprano)
Andrew Kennedy:Tobia (tenor)
Christopher Maltman:Tobit (baritone)

滅多に演奏されない作品だそうですが、さすがにハイドンイヤーにはそういうものも上演されます。
音楽はハイドンの交響曲で聞き慣れたようなメロディと音で彼らしい素敵な音楽です。各歌手の歌うアリアもすばらしく、正味2時間半のオラトリオを心から楽しめました。

ノリントン指揮のOAEは序曲からしてすばらしいアンサンブルで、全編レヴェルの高い演奏です。ノリントンは結構動作も大きくBBC 3がラジオ録音しているというのに飛び上がってばたんばたんとノイズを出す気の入れようでした。
独唱者はLucy Crowe以外は全て過去に聴いたことがある人達です。まず最初にアンナ役のアン・ハレンベルク(ハレンベリー)とトビト役のクリストファー・マルトマンが歌うわけですが、二人とも圧倒的名唱で感動もの、のっけから参ったーという感じでした。ラファエレを歌ったレイチェル・ニコルズも惚れ惚れする声でした。サラを歌ったルーシー・クロウは第1部ではちょっと弱いなぁという印象でしたが、第2部になって俄然持ち直し、レイチェルと張り合う歌唱となっていました。トビア役のアンドリュー・ケネディはいつもの通り声はまあまあなのですがもう少し力強さが欲しいところです。
合唱は特段凄いというわけではありませんが充分上手い歌唱でした。
下の最初の写真は女声陣で、左からAnn Hallenberg、Rachel Nicholls、Lucy Croweです。
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次は男声で、左がChristopher Maltman、右がAndrew Kennedyです。
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by dognorah | 2009-02-12 07:05 | コンサート
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