ヴィオラリサイタル

2009年2月5日、ルーマニア文化協会にて。

演奏
ヴィオラ:Yuko Inoue
ピアノ:Kathron Sturrock

プログラム
J. S. Bach (1685 – 1750): Viola da Gamba Sonata No.2
Bruch (1838 – 1920): Romanze
George Enescu (1881 – 1955): Concert Piece
J. Hawkins (b 1949): Urizen
Brahms (1833 – 1897): Sonata Op.120 No.2

今月のエネスコ協会主催のコンサートです。
ヴィオラの井上さんは浜松生まれ、マンチェスターで今井信子さんに学び、第17回ブダペスト国際ヴィオラコンクールで優勝。現在はRoyal Academy of Musicの教授。

今日のプログラムはバッハで始まり、3人の比較的新しい作曲家を挟み、ブラームスのソナタで締めくくるというよゴージャスなもの。演奏は大変質の高い音楽を聴かせるすばらしいもので、ヴィオラでも幅広い音域で豊かな表現を提示できるんだということがよく分かりました。プログラムの中ではバッハはあまり好きではなかったのですが、ブルッフの近代的な美しい響きに感嘆し、エネスコの作品にスケールの大きい情熱的激しさと緻密さの対照に妙が感じられ、会場にもいらしたホーキンスの魅力的なメロディに嬉しくなり、最後のブラームスでどっしりとした本格的ソナタにヴィオラを堪能した感じです。特にエネスコの作品が印象的でした。

インターヴァルには例によってワインが供され、100人そこそこの聴衆同士で会話は弾みます。普通のコンサートホールでは知り合いと話すことがあるくらいですが、ワインがあって少人数だと初対面でも気軽に話せるので大好きです。
[PR]
by dognorah | 2009-02-08 09:08 | コンサート
<< ドニゼッティ「ランメルモールの... マーラー校訂版ベートーヴェン第... >>