ミンコフスキー+キルヒシュラーガー+キーンリーサイド

2008年11月3日、バービカンホールにて。

Scenes from Viennese Operettasという題のコンサートでした。出演者とプログラムは以下の通りです。今日は結構お客が入って、6-7割ぐらい埋まっていたでしょうか。

Les Musiciens du Louvre-Grenoble
Marc Minkowski: condudor
Angelika Kirchschlager: mezzo-soprano
Simon Keenlyside: baritone

・Johann Strauss II: Ägyptischer Marsch, Op. 335
・Suppé: Boccaccio - Hab' ich nur deine Liebe; Mia bella fiorentina
・Lehár: Eva - Zwanzinette
・Kálmán: Das Veilchen von Montmartre - Heut' Nacht hab'ich geträumt von dir
・Johann Strauss II: Die Tänzerin Fanny Elssler - Draussen in Sievering blüht schon der Flieder
・Lehár: Gold und Silber, Op. 79
(インターヴァル)
・Lehár: Giuditta - Meine Lippen, die küssen so heiss
・Kálmán: Die Zirkusprinzessin - Wieder hinaus ins strahlende Licht
・Johann Strauss II: Die Fledermaus - Overture
・Lehár: Zigeunerliebe - Nur die Liebe macht uns jung
・Kálmán: Die Csardasfürstin - Weisst du es noch
・オーケストラのアンコール
・キルヒシュラーガーのアンコール
・キーンリーサイドのアンコール
・二重唱のアンコール

オペレッタなんて普段は聴かないので管弦楽曲を除いてほとんど知らない曲ばかりです。唯一知っているのは昨年のプロムスでネトレプコが歌ったレハールのGiudittaからの歌です。歌手は二人とも好調で大変楽しめました。ミンコフスキーの指揮は最初のシュトラウスはやや重くてモタモタという感じでしたが2曲目以降はまあまあ。それでも前半はあまり乗らない感じで、ちょっと中身が薄いなぁと思いましたが、後半は大いに盛り上がりました。歌手達は歌った後楽屋に引っ込むのではなく、舞台左端に用意されたテーブルと椅子のスペースで過ごします。後半の2曲目はキーンリーサイドが歌うものですが、シャンパンが歌詞に出てくるので彼はシャンパンの小瓶を持って舞台に出てきます。そして時々ラッパ飲みしながら調子よく歌っていましたが瓶を振り回しすぎたのか中身が泡立って吹いてしまい床にこぼれました。そこからが彼の本領で、場内を大いに沸かせてしまいました。歌いながら胸ポケットからハンカチを出してまず濡れた手と瓶を拭き、その後床の濡れたところに捨てて靴で踏んづけて右足でごしごしと拭くのです。この時点でもう大笑いなのですが、未だ拭き足りないと思った彼はポケットから更にもう一枚のハンカチを出し、二枚合わせて今度は床に四つんばいになって手でごしごしやり出したのです。我々も笑ったけれど控えにいたキルヒシュラーガーは笑い転げていましたね。そういう動作をしながらも歌の方は全くおろそかにならないところが凄いと思いましたよ。もちろん終了後は大拍手喝采!ミンコフスキーは彼と握手したときさっと瓶を奪い取って自分も一口飲んで更に笑いを誘っていました。次の曲はコウモリ序曲なのでキーンリーサイドはテーブルに戻って更に残りのシャンパンをグラスに注いで飲んでいたらキルヒシュラーガーもおねだりして二人で飲むものだからまたまた大笑い。最後の二つの曲は二重唱なので音楽に合わせて二人でワルツを踊りながら歌いましたが上手いものです。スタイルのいい二人だから全て決まっていましたね。
アンコールの曲についてはミンコフスキーの説明があったのですが聞き取れませんでした。

写真は終演後挨拶するAngelika Kirchschlager、Simon Keenlyside、Marc Minkowskiです。
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by dognorah | 2008-11-05 01:19 | コンサート
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