カンブルラン指揮フィルハーモニア管

2008年10月23日、RFHにて。

Sylvain Cambreling:指揮
Roger Muraro:ピアノ
Lauren Flanigan:ソプラノ
Philharmonia Orchestra

プログラム
Debussy: Prélude à l’après-midi d’un faune
Messiaen: Réveil des oiseaux
Messiaen: Poèmes pour Mi
Scriabin: Le poème de l’extase, Op.54

カンブルランはパリのオペラ劇場で何度か経験していますが、管弦楽コンサートを聴くのはこれが初めてです。オケのコントロールはしっかりしたもので全体に豊穣な響きでした。しかしプログラムが悪かったのか寂しい観客数でした。バルコニーは閉じ、ストール席も前の方は割と入っていたものの、通路から後ろは100人程度。

最初の曲はイメージとして持っている昼下がりのけだるさみたいなものはあまり感じられず、より洗練された演奏というかややあっさりした感じです。

2曲目(鳥たちの目覚め)はピアノと管弦楽による音楽で初めて聴く曲ですが面白い曲です。ピアノに始まって各楽器ともの高音部が主に使われますが鳥のさえずりを表しているのでしょう。音をフォローしているだけで楽しくなります。イタリア生まれの長身のピアニスト、ムラロはメシアンを得意としているそうで、なかなかのテクニシャンです。

3曲目のメシアンはつい先日ハーディングとLSOで聴いたばかりですが、オケの鳴り方がかなり違っていて興味深いものでした。カンブルランの方が派手でメリハリが利いている感じで私はこの方が好きです。ソプラノはサリー・マシューズの方が声は良かったけれど今回のローレン・フラニガンも上手い歌唱でした。しかし両方のコンサートともイギリス人とアメリカ人ソプラノでなぜかフランス語圏の人じゃないんですよね。ちょっと不思議。

スクリャービンの法悦の詩はオケの各パートとも上手くて音の饗宴をたっぷり楽しめました。コーダの盛り上げは迫力たっぷり。

写真は終演後のRoger MuraroとSylvain Cambrelingです。
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下の写真は花束を贈られたLauren Flaniganです。
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by dognorah | 2008-10-26 00:42 | コンサート
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